昨年末に行われた朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会で、農業問題の解決を強調した北朝鮮。ところが、その努力は初年度からつまづき続けている。春には深刻な日照りに襲われ、次いで度々の豪雨に襲われるなど自然災害が続いた上に、コロナ対策の移動制限により、農村への労働力動員が順調に行われなかったことから田植えが遅れた。麦やジャガイモなどは深刻な凶作となり、コメの収穫量も大幅な減少が予想されている。北朝鮮当局は