北朝鮮国民の生活になくてはならないのは、市場だ。全国に4〜500ヶ所ほどあると言われている。元々は、農民が個人用の畑で取れた余剰農産品を販売する農民市場だったが、国家主導の配給システムが崩壊した1990年代後半以降、農民市場が母体となって、現在あるような公認かつ大規模な市場へと発展した。(参考記事:北朝鮮全国の市場が436ヶ所で利用客数100万人以上…米シンクタンクが分析)市場を利用して商売するには、市場