5月16日のヤクルト戦。巨人のエース・菅野智之が8回1失点の好投で5勝目を挙げた。巨人ファンはもちろん、巨人野手陣もホッとしていることだろう。菅野はこれまでのシーズンにおいて、好投すれどもなぜか勝ち星が伸びない「負け運」の常連組。昨季は最優秀防御率(2.01)や最多奪三振(189個)を獲得したものの、登板中の援護点を示す“援護率”がセ・リーグ最下位の2.01で、9勝6敗の1ケタ勝利でフィニッシュしていた。今季の