今年がラストチャンスかもしれない。若手の台頭が著しい阪神にあって、必死になってレギュラー奪取に挑んでいるのが上本博紀だ。上本にとって、阪神に入団してからの8年はあっという間だった。毎年期待されるも、ここぞというところで故障を繰り返し、常に1軍にいるわけではなかった。そんな上本が覚醒したのか、今年のオープン戦では面白いようにヒットを連ねている。途中出場した3月11日の西武戦で3安打を皮切りに、12日