sorae.jp
-
4300℃の高温惑星「KELT-9b」の大気から「テルビウム」を発見 大気中で見つかった最も重い元素
太陽以外の恒星を公転する太陽系外惑星として観測史上初めて発見された惑星のタイプは「ホットジュピター」です。太陽系のガス惑星は地球よりも太陽か…
-
米民間企業が商用宇宙ステーションの打ち上げ計画を発表 4名で30日間滞在可能
アメリカの民間企業VastとSpaceXは5月10日、商用宇宙ステーション「Haven-1」の打ち上げ計画を発表しました。Haven-1は2025年8月以降にSpaceXの「ファ…
-
暗黒物質はとても軽い粒子でできている? 重力レンズ効果から推定
宇宙には恒星の大集団である銀河が無数に存在しています。その多くは回転していますが、銀河が銀河としてこの宇宙に存在している以上、銀河の回転速度…
-
スペースX、スターリンク衛星の打ち上げに成功。総数は4391機に
スペースXは2023年5月11日(日本時間)に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた「スターリンク衛星」は無事に軌道へ投…
-
フォーマルハウトを囲むデブリ円盤の全体像 ウェッブ宇宙望遠鏡の観測で明らかに
こちらは約25光年先にある「みなみのうお座」の一等星「フォーマルハウト(Fomalhaut)」の周囲に広がるデブリ円盤(残骸円盤)の様子です。「ジェイ…
-
普通の小惑星「ファエトン」が普通ではない彗星になった理由 ふたご座流星群の母天体
毎年12月半ば頃に観測される「ふたご座流星群」は、しぶんぎ座流星群やペルセウス座流星群と並んで知名度の高い流星群です。流星群が毎年同じ時期に観…
-
すばる望遠鏡のデータから宇宙の基礎的なパラメーター「S8」を検証
恒星が集まって銀河となり、銀河が集まって銀河団や超銀河団を形成しているように、現在の宇宙は物質のある場所とない場所がはっきりと分かれています…
-
重力レンズ効果をもたらす“りゅう座”の銀河団 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影
こちらに写っているのは「りゅう座」の一角。画像の横方向の範囲は満月の視直径の12分の1程度に相当します(視野は2.37×1.99分角)。視野全体を占め…
-
知的生命体の起源に関する新しい研究 海洋と陸上のどちらで出現しやすい?
短期間で科学技術を発達させた人類は、地球の生態系や気候に大きな影響を与える存在となっています。この自らの経験をもとに、地球外生命探査では技術…
-
ロケットラボ、NASAのTROPICS衛星2機の打ち上げに成功
ロケットラボは2023年5月8日(日本時間)に、「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていたアメリカ航空宇宙局(NASA)の人工衛…
-
「スター・ウォーズの日」にハッブル公式SNSが紹介した棒渦巻銀河
こちらは「しし座」の方向約5億光年先にある棒渦巻銀河「UGC 6093」です。棒渦巻銀河とは、中心部分に棒状の構造が存在する渦巻銀河のこと。棒状構造…
-
「位相欠陥(トポロジカル星)」の画像化 黒くないブラックホールのような天体
「ブラックホール」は非常に知名度の高い天体ですが、その存在がカール・シュヴァルツシルトによって最初に予言されたのは1915年です (公表は1916年) …
-
しし座のレンズ状銀河「NGC 3489」ハッブル宇宙望遠鏡が撮影
こちらは「しし座」の方向約3000万光年先にあるレンズ状銀河「NGC 3489」です。明るい中心部分とその周囲で渦巻く網目のような塵の帯が、淡い輝きを放…
-
年老いた恒星に飲み込まれる惑星の最期 その様子を初めて捉えたか
マサチューセッツ工科大学(MIT)の天文学者Kishalay Deさんを筆頭とする研究チームは、年老いた恒星が赤色巨星へと進化する過程で惑星を飲み込む様子…
-
宇宙に広がる緋色の領域 超大型望遠鏡VLTが撮影したHII領域
こちらは南天の「とも座」(艫座)の方向にある輝線星雲「Gum 10」の一部を捉えた画像です。横方向の範囲は満月の視直径の約4分の1に相当します(視野…
-
銀河の中心部に潜む巨大すぎるブラックホールの比較動画 NASAが公開
まずはアメリカ航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙飛行センターが作成した以下の動画をご覧下さい。この動画では10個の超大質量ブラックホール(超巨大…
-
火星の「核」は軽い元素が豊富な液体 「インサイト」が捉えた地震波により判明
地球のような惑星は「岩石惑星」と呼ばれる通り、その表面にはケイ酸塩を主体とする岩石が多く存在しますが、中心部には主に金属の鉄とニッケルで構成…
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したインディアン座の渦巻銀河「JO175」
こちらは南天の「インディアン座」の方向約6億5000万光年先にある渦巻銀河「JO175」とその周辺です。JO175は銀河団「ACO 3716」を構成する銀河のひと…
-
スペースX、スターリンク衛星の打ち上げに成功。総数は4340機に
スペースXは2023年5月4日(日本時間)に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた「スターリンク衛星」は無事に軌道へ投入…
-
初代星が起こした超新星爆発の痕跡か? 超大型望遠鏡VLTの観測で発見
パリ天文台の博士課程学生Andrea Saccardiさんを筆頭とする研究チームは、初期の宇宙に存在していたガス雲に関する研究成果を発表しました。そのなか…