エキサイトレビュー
-
「家には男が一人きりで趣味に没頭できる書斎が必要だ」と断定する本。なぜ男限定なのか
書斎というのは、勉強や書きものをする場所かと思っていました。ところが建築家・杉浦伝宗(でんそう)さんは、「書斎」をつぎのように定義し直してい…
-
十代から人を殺し、拷問する少年たち。この凄惨な現実を見よ『メキシコ麻薬戦争』
「メキシコ麻薬戦争」とネットで検索すれば、嫌でも凄惨な遺体の数々を目にすることになる。遺体には、暴行を受けた痕跡が生々しく残る。頭部や四肢が…
-
アイドルソングの65年間をムギュッと濃縮『アイドル楽曲ディスクガイド』
『アイドル楽曲ディスクガイド』(2014年/アスペクト)という本が出た。帯文からデータを拾い上げると、「南沙織からAKB48まで」の「シングル850+ア…
-
なんでそんなタイトルになるんだ。翻訳と映画と出版をめぐる「ディネセン」問題がややこしい
ふたつの言語で文学作品を書いた人は多い。ベケット(英語とフランス語)やナボコフ(ロシア語と英語)、クンデラ(チェコ語とフランス語)、多和田葉…
-
女の子が隠したいところを撮りたい「未確認で進行形」藤原佳幸監督に聞く2
放送開始前はダークホース的存在だったものの、1月の放送開始直後から注目度が急上昇したアニメ「未確認で進行形」。藤原佳幸監督インタビューの後編…
-
ゲーム業界に嵐を呼ぶ「BitSummit」インディゲームパワー大爆発レポ
「日本のゲームは終わったのか?」「ノオオオオオオーーーーーッ!」こんな熱い思いでスタートした、日本のインディゲームの祭典「BitSummit」。京都…
-
サエコ、こわい、サエコ、魔物「失恋ショコラティエ」最終回を検証
主人公・爽太(松本潤)は、11年思い続けたミューズ・サエコ(石原さとみ)を夫から奪ってしまうのか?それとも、気も体の相性も合う、えれな(水…
-
島崎和歌子に聞く! 美男と美女が多い「ボートレーサー」について
「人は見た目が9割」なる言葉がありますが、確かに外見は大事な要素。可愛い子を見てると幸せな気分になってくるし、男前を見ていたらウットリしてし…
-
ネットメディアで露出した「図書館で本を借りた」と公言してしまうナルシシズム
フロイトにはじまる精神分析は、幼児期の性欲をずいぶんと重視した。幼児期に性欲の充足(とりわけ、親を性の対象とすること)が禁止されることによっ…
-
加藤シゲアキ『Burn. -バーン-』本日発売。もはや「芸能人が書いた小説」ではない
芸能人が著書を発表すると、必ず「ゴーストですか?」とからかう者が出てくる。3月23日に行われたNEWS・加藤シゲアキの第3長篇『Burn. -バーン-』の発…
-
一気に見ると死にます「キルラキル」23話
最終回の予告ひどいですね。負けるなトリガー!さてついに最終回目前!今回は「キルラキル」の楽しみ方を、3分でわかるように紹介します。1・鑑賞方…
-
今夜最終回「失恋ショコラティエ」誰を選ぶの? なんなの、サエコ!
月9ドラマ「失恋ショコラティエ」(CX月9時〜)を見ていて、思い出すドラマがあります。「花より男子」(05年)です。「失ショコ」と同じく漫画…
-
結局タモリはつまらないのか、面白いのか
泣いても笑っても、放送終了まであと1週間となった「笑っていいとも!」。最終回が近づくにつれて、書店でも、「いいとも!」の32年間の歴史を振り返…
-
一番こだわったのは小紅の胸「未確認で進行形」藤原佳幸監督に聞く1
16歳の誕生日に、いきなり許婚と同居することになった夜ノ森小紅。文武両道の美少女生徒会長だけど、実は重度のシスコン&幼女好きの変態姉、夜ノ森紅…
-
22日から連続。トヨタ自動車全面協力ドラマ「LEADERS リーダーズ」の背景を読む
今週末、3月22日(土)・23日(日)と2夜連続でTBS系列で大型ドラマ「LEADERSリーダーズ」が放送される。ドラマの主人公は、国産自動車の開発・事…
-
NewStageは、2で終わってたかもしれなかった「映画プリキュアASNS3」小川孝治監督に聞く1
大ヒット公開中の「映画プリキュアオールスターズNewStage3永遠のともだち」小川孝治監督にインタビュー。「NewStage」シリーズのフィナーレの本作…
-
スーパーカーからガチの機関車男になっていた『屋鋪要の保存蒸機完全制覇』
今年、球団創設80周年を迎えた読売ジャイアンツ。メモリヤルイヤーを記念して、球団マスコットの「ジャビット」ファミリーに「おじいちゃんジャビット…
-
カステラは手づかみで食え、牡蠣にはシングル・モルトを掛けろ。文豪たちを魅了する美食のすべて
目次にずらずらと並ぶ「雑煮、おでん、鱈(タラ)、鮟鱇(アンコウ)、カツ丼……」。その数、ざっと40弱。とりわけ自分で目がないと思える食べ物に絞…
-
子安さん、そのアドリブを言いますか?「絶滅危愚少女 Amazing Twins」佐藤監督×田坂P2
佐藤順一監督と松竹・田坂秀将プロデューサーの「アメツイ」対談後編。Blu-ray第1巻が発売中のOVA「絶滅危愚少女 Amazing Twins」について、さらに深…
-
トンネルは芸術的な失策なのか『プロ野球[呪い]のハンドブック』
いよいよ来週金曜に迫ったプロ野球開幕。それを前に、プロ野球の選手名鑑やデータブックの類いが各社から刊行されているが、一風変わった本が廣済堂出…