練習しないと上手に乗ることができないスケートボードに、世界で初めてホイール内にモーターを内蔵してリモコンのレバー1つで加速&減速できて誰でもスイスイ移動できるようにした電動スケートボードが「The Monolith」です。最高時速は約11km〜38kmまで設定でき、90分間の充電で16kmの走行が可能となっています。

The Monolith: World's First Skateboard with In-wheel Motors by Inboard Sports - Kickstarter

https://www.kickstarter.com/projects/inboard/the-monolith-worlds-first-skateboard-with-in-wheel

「The Monolith」に乗ってスイスイ移動している様子は、以下のムービーから見ることができます。

路上を走るこのロングボードが、世界初のインホイールモーター電動スケートボード「The Monolith」。



ロングボードなのでオーリー(ジャンプ)などのトリックはできませんが、スライドして方向を急転換させることは可能です。



最高速度は24mph(時速38.616km)なので、自転車すら追い抜くことができます。



買い物にきた女性がオレンジを吟味しています。



買い物を終えたらそのまま、The Monolithに乗って帰れるわけです。The Monolithは誰でも簡単に操縦できるとのこと。



本体の見た目は、一般的なロングボードと大差ありません。重量は約5.4kgで、最大積載重量は約113kg。ホイールの直径は79mm、ボードの寸法は94cm×25cmです。



後部のホイール2輪の内部にモーターとベルトが内蔵されており、パワフルな動作を実現しています。



内部のパーツをバラバラにするとこうなります。



操作を行うのは専用のリモコン。親指の位置にジョイスティックのようなボタンがあり、前に倒すと電源オン&前進、後ろに倒すと後進。人さし指のあたりに電源オフスイッチがあるだけのシンプルなリモコンで、赤いシリコンテールが手の甲をロックするので、リモコンを持ちながらカバンなどを持つことができます。



また、内蔵しているLiFePo4バッテリーは満充電時から10マイル(約16km)走行可能で、ボードのフタを開けて簡単に入れ替え可能。90分間充電するとバッテリーが満タンになります。



充電はAC電源からリモコンを経由して行うため、どちらかが電池切れになることはなさそう。



また、外出先でスケートボード本体のUSBポートからスマートフォンを充電できるのも便利なところ。



専用アプリも用意されており、バッテリー残量が確認できるほか、最高速度を時速約11km〜38kmの範囲で設定可能。また「ビギナー」「アドバンスド」「エコ」「カスタム」の4種類の加速モードへスワイプで切り替えられます。



なお、「The Monolith」はKickstarterで出資を募集中で、1199ドル(約14万4000円)の出資でThe Monolith本体+リモコン+充電器+USBケーブルのセットを1つゲットできます。発送は2015年9月ごろを予定しており、日本への発送は別途100ドル(約1万2000円)が必要。出資の締め切り期限は2015年4月4日(土)の15時59分となっています。

The Monolith: World's First Skateboard with In-wheel Motors by Inboard Sports - Kickstarter

https://www.kickstarter.com/projects/inboard/the-monolith-worlds-first-skateboard-with-in-wheel