12月11日から購入可能になった6インチサイズのファブレット「Nexus 6」は、「Google Nexus」シリーズのスマートフォンとしては6機種目で、2012年6月に発表されて9月に発売された7インチタブレット「Nexus 7」と、2013年11月に登場した5インチスマートフォン「Nexus 5」のちょうど中間サイズです。実際に並べてみるとどれぐらい差があるのか、5.5インチディスプレイ搭載のiPhone 6 Plusなども含めて、大きさを比べてみました。

左から4.7インチディスプレイの「Nexus 4」、5インチディスプレイの「Nexus 5」、6インチディスプレイの「Nexus 6」、7インチディスプレイの「Nexus 7」(2013年モデル)を並べてみました。Nexus 4・Nexus 5・Nexus 6は「スマートフォン」、Nexus 7はタブレットです。



裏返すとこんな感じ。4.7インチのNexus 4と5インチのNexus 5ではあまり差が出ないのは当然ですが、Nexus 5・Nexus 6・Nexus 7の3機種は1インチ刻みとは思えないサイズ差。



大きいものを下にして重ねてみました。Nexus 7の大きさが際立っています。



Nexus 5・6・7の厚みを比較してみましたが、それほど大きな差はありませんでした。



ChromeでGIGAZINEを見てみました。いずれも画面輝度は最大で、いったん下までスクロールした後、同じ記事が上に並ぶように調整したもの。Nexus 4・Nexus 5よりもNexus 6の方が描画されている領域が広く、Nexus 7はさらに下の方まで見えているという、画面サイズ通りの結果。しかし、Nexus 7はベゼル(画面の周囲の枠)が太いので、端末の大きさの割には表示領域が内側に寄っている印象。



同じく、4機種でGIGAZINEの個別記事を表示させたところ。スマートフォン3機種はスマートフォン版が、Nexus 7はタブレットなのでPC版のサイトが表示されています。各記事の画像はNexus 6が最も大きい状態で見ることができます。



次はNexusシリーズではなく、別の端末で似たようなサイズのものを並べてみました。左からNexus 6・iPhone 6 Plus・Xperia Z3・iPhone 6。画面サイズはそれぞれ6インチ・5.5インチ・約5.2インチ・4.7インチとかなり異なるのですが、Nexus 6とiPhone 6 Plusのサイズはほぼ同じぐらいに見えます。



Nexus 6の上にiPhone 6 Plusを重ねてみると、縦はほぼ同サイズで、横幅はNexus 6の方が大きいのでこんな感じに。



薄さはiPhone 6 Plusの勝利。ちなみに、重さはiPhoneの方が10g軽量。



それぞれのホーム画面を表示させるとこんな感じ。端末の位置はほぼ揃えていますが、Nexus 6の画面の方が上下とも少し長め。これが0.5インチの画面サイズ差。



GIGAZINEの記事を表示してみると、画像表示サイズの違いもあって、iPhone 6 Plusの方が下の方まで見えていました。