香港メディアの鳳凰網は１８日、三菱重工業と傘下の三菱航空機が同日、名古屋で三菱リージョナルジェット（ＭＲＪ）の初号機を初公開したことを伝えた。（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）

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　香港メディアの鳳凰網は１８日、三菱重工業と傘下の三菱航空機が同日、名古屋で三菱リージョナルジェット（ＭＲＪ）の初号機を初公開したことを伝えた。

　記事はＭＲＪについて、日本が１９７３年に生産が終了した「ＹＳ-１１」以来となる日本産旅客機だとしたうえで、日本で約半世紀ぶりに生産される国産旅客機と紹介。

　続けて、１８日に公開された「ＭＲＪ９０」の乗客定員は８８人、「ＭＲＪ７０」は７６人だと伝えたうえで、座席数を１００人席まで増やした「ＭＲＪ１００Ｘ」の開発も進められていると紹介した。

　さらに、ＭＲＪは２０１５年第２四半期に延べ２５００時間の飛行試験を行い、すでに注文を受けている全日空のほか、米スカイウェスト、ミャンマーのエア・マンダレイなどへ２０１７年から順次納入すると紹介。さらに、日本航空も８月に３２機を購入するとして覚書を交わしていることを紹介した。

　ＭＲＪが初めて公開されたことについて、中国の簡易投稿サイト・微博（ウェイボー）での反応を見てみると、「ＭＲＪの外観は美しい」、「日本産の旅客機なら安心できる」など、寄せられたコメントの大半がＭＲＪを評価する声で、中国人の間での評判は「上々」ということが見て取れた。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）