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キングジムは9月16日、8月29日より販売開始したデジタル名刺ボックス「ビズレージ」の一部製品に、実在の人物の名刺情報が保存されていたと発表した。同社は「再発防止策を策定の上、改めて情報管理の徹底を図る」と陳謝している。

流出した情報は、実在する30名分の名刺情報で、具体的には名刺画像・会社名・会社所在地・氏名・会社電話番号・会社メールアドレスなど。対象台数は39台で、対象シリアル番号は上7桁がX10H400、下4桁は下記の通り。

流出の原因は、「ビズレージ」の名刺送りテストを実施する際、誤って実在する人物の名刺を使用し、その名刺情報を消去せずに「ビズレージ」を出荷したため。名刺は、同社の社員が2007〜2008年頃に名刺交換により手に入れたものという。

名刺情報が流出した30人に対しては、個別に説明と謝罪を行い、合わせて対象製品の探索・改修・交換・名刺情報削除を行っているとする。同社は、対象製品を所有するユーザーに対し、問い合わせ先まで連絡して欲しいと呼びかけている。