『消えたシモン・ヴェルネール』

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SONIC YOUTHが劇中音楽を手掛けたフランスのサスペンス映画『消えたシモン・ヴェルネール』が、12月14日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で順次公開される。

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同作は、2010年の『カンヌ国際映画祭』で「ある視点」部門に出品され、ガス・ヴァン・サント監督作『エレファント』を彷彿とされると評された作品。パリ郊外を舞台に、シモン・ヴェルネールら若者たちの不可解な連続失踪事件の謎が、各登場人物の視点や時間軸の違いなどを活かした物語構造で描かれる。

現在活動休止中のSONIC YOUTHは、同作のための書き下ろし楽曲を休止前に提供しているほか、彼らの楽曲“Schizophrenia”も劇中に使用されている。メガホンをとったのは、Mogwaiが音楽を手掛けたことでも知られるフランスのテレビドラマ『レ・ルヴナン』の脚本を担当したファブリス・ゴベール。また、クレール・ドゥニ作品で知られるアニエス・ゴダールが撮影監督を担当している。