株式会社シマンテックは、端末の中の個人情報やアドレス帳を盗み取り、スパムメールを送信するAndroidマルウエア「Android.Exprespam」についてブログを投稿した。

投稿によると、新たなマルウエアである「Android.Exprespam」は、現在も活動を続けているマルウエア「Android.Enesoluty」と同様、個人情報・アドレス帳情報を盗み取り、偽のGoogle Playのリンクが掲載されたスパムメールを送信するもの。

同社では、「Android.Exprespam」出現の背景として、2012年10月に警視庁がAndroidマルウエアを作成・拡散したとして5人グループを逮捕したが、証拠不十分だとして不起訴になったことで、日本のAndroidユーザーがさらに狙われる結果を招いたという考えを示している。

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Android.Exprespamで要求される許可

発表資料
URL:http://www.symantec.com/connect/ja/blogs/androidexprespam
2013/01/09