トレンドマイクロ株式会社は25日、スマートフォンの利用実態調査のため、2012年にスマートフォンを購入したユーザーに実施したアンケートの結果を発表した。Web アンケートで行われた同調査の対象者は、2012年にスマートフォン以外の携帯電話から Android OS のスマートフォンに機種変更した18〜59歳のユーザー316名(調査期間2012年12月13〜14日)。

同調査によると、スマートフォンに乗り換えた感想として87.0%がスマートフォンに変更してよかったと回答。さらに、57.0%が時間を有効に使える、56.6%が普通の携帯には戻れない、52.9%が財布と同じくらい重要と答え、多くのユーザーがスマートフォンを生活の一部分として重要視している実態が浮き彫りとなった。

利用方法としては、写真を撮る(29.1%)、ネットでWebを見る(28.8%)などと電話機能以外での活用が目立つ。また、アプリをインストールする時に約7割は説明を読んだりレビューを見ているが、アプリに許可するアクセス権限をよく読む (26.9%) やセキュリティソフトで安全性をチェックする(44.6%)という数値からは、生活に密着しているにも関わらずセキュリティ対策は万全ではないと読み取れる。

ウイルスを使った事件やフィッシングサイト被害など、ネットを介した犯罪が多発している今、スマートフォンの大切なデータやプライバシーを守るためにセキュリティは今後重要度を増していくものとみられる。

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調査「スマートフォンに変更しての印象」

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調査「アプリのインストール時に注意している点」

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トレンドマイクロ株式会社 
URL:http://jp.trendmicro.com/jp/home/
2012/12/26