倉木麻衣

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 前作「touch Me!」から約2年、11月17日に通算9作目のオリジナルアルバム「FUTURE KISS」を発売した倉木麻衣。12月10日の愛知芸術劇場を皮切りに、同作を引っさげたツアーを開始した彼女が21日、講談社広告賞の「ベストキャラクター賞」を受賞した。

 講談社広告賞は、すでに30年を越える開催実績を持つ講談社主催の広告賞であり、この度新設された「ベストキャラクター賞」は雑誌読者から愛され、また、雑誌広告の発展に寄与したと思われる人物(広告キャラクター)に贈られる賞となる。講談社の女性誌(VOCE・with・FRaUほか計6誌)の編集長が審査員となり選考。KOSE「エスプリーク プレシャス」のイメージキャラクターを2年連続で務め、VoCEを始めとする女性ファッション誌各紙で表紙を飾る等、それまでのアーティストとしてのイメージに加えて新たに「女性らしい美しさ」を読者に浸透させた倉木麻衣が選ばれた。

 倉木は受賞について、「私が受賞したなんてびっくりですが、とても光栄です。クリスマスツリーのてっぺんに飾られる星の様に特別な気持ちです。」とコメント。また「きれいになりたいと思う気持ちが、自分をきれいにしてくれる一番大切な事だと思うので、私もみんなと一緒に頑張りたいと思います。」と、日夜キレイになる為に頑張っている女子にエールを送った。

 現在は全国ツアーの真っ最中。12月18日には東京国際フォーラムでの公演を行い、5000人沸かせた。ダンサー8名を引き連れてオープニングから迫力あるステージを繰り広げ、バラードコーナーではアニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマにもなっている「Tomorrow is the last Time」を披露。白いドレスに身を包んだ倉木が幻想的な光の演出の中艶やかに歌う間、その透明感のある歌声とメロディーに観客は息を飲んだ。

 また、KOSE「エスプリーク プレシャス」CMソングとしてもお馴染みの「boyfriend」では、ボストンからのスペシャルゲスト・Michael Africk(マイケル・アフリック)を迎え、バラードコーナーとは打って変わってダンサブルなナンバーを立て続けに披露。Michael Africkのソロコーナーも設けられ、12月8日に発売されたアルバム「MICHAEL AFRICK」から、バラードナンバーの「You were right」を熱唱した。

 タイトル曲「FUTURE KISS」では、サビのキャッチーなメロディーにのせたダンスで会場は一体となり、観客のテンションは最高潮に。鳴り止まないアンコールでは、お馴染みの「always」等を熱唱し、2時間以上に及ぶステージは大興奮のまま幕を閉じた。本ツアーは、来年1月から3月の間も行われる。倉木は「私にとってライブは自分を表現できる大切な場所。ライブで皆さんに会えるのを楽しみにしています。」と、意気込みを語った。

倉木麻衣 ニューアルバム「FUTURE KISS」特集