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 ポルトガル木工家具産業協会(=aimmp)が、ポルトガル企業のアジア進出をバックアップするために「PORTUGAL FURNITURE EXHIBITION(ポルトガル ファニチャー エキシビジョン)」を開催中。同展示会開催にあたって7月28日、aimmp会長らによる記者発表が行われた。無印良品の出店など、ポルトガルに注目が集まっているのを裏付けるかのように会場は多くの来場者で賑わっている。

 「PORTUGAL FURNITURE EXHIBITION」は、ポルトガルの先鋭的なデザイナーによるクリエーションが3日間限定でお披露目されるというレアな機会。会場には、キャビネットや椅子、カーテン、ソファーなど様々なインテリア製品が並んでいる。スタイリッシュなものから300年前のデザインを再現したクラシックテイストの家具まであり、ポルトガルの家具の歴史を垣間みる事もできる。

 記者発表では、aimmp会長フェルナンド・ローリン氏らによりポルトガル市場の現状やaimmpの活動内容などをアピール。「ポルトガルの全産業のうち4%を占める木材産業はとても重要なものだ。そのうち45%が家具であり、2009年の生産高は25億ドルにも及ぶ。次は日本に加えアフリカへの市場拡大にも注力したい。今後は5億ドルの貿易収支黒字を目指している。」と語り、先進国だけでなく新興国への進出も積極的に行う方針を示した。

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