アーセナルのベンゲル監督は負傷で離脱したセスク・ファブレガスの代役としてエバートンのMFミケル・アルテタをリストアップ―。31日付の英ガーディアン紙はスポーツ面のトップでアルテタのアーセナル移籍の可能性を報道している。

 予想される移籍金は約1200万ポンド(約16億円)。エバートンの会長は「1月には誰も売らない」と語っているが、交渉と移籍金次第では実現の可能性も。アルテタ自身はステップアップとなるアーセナル移籍に前向きだという。

 全治4ヶ月の負傷と診断されたセスクの復帰は早くても4月中旬。ベンゲルもすでにMF補強の必要性を語っている。セスクと同じスペイン人のアルテタは高い足元の技術とパスセンスが武器の司令塔。スペクタクルで攻撃的なサッカーを標榜する、まさにベンゲル好みの選手といえる。実現すれば、セスク復帰後にはこのスペインコンビがアーセナルの中核となるかもしれない。