アーセナルのMFセスク・ファブレガスは、今夏の移籍マーケットでセリエAクラブから巨額のオファーを受けていたと明かした。

 2003年にバルセロナからアーセナルに加入し、今や欧州でもトップクラスのMFに成長したセスク。その獲得には、欧州のトップクラブが興味を示しており、特に母国スペインのバルセロナやレアル・マドリーが獲得に乗り出していると言われていた。

 そんなセスクは、今夏の移籍マーケットでイタリアのクラブからもオファーを受けていたとコメント。移籍は実現しなかったものの、そのオファーには驚かされたと語っている。

「確かに、イタリアのクラブからオファーがあったよ。特に、金額面には驚かされたよ。でも、移籍をするつもりはなかったから、ご覧の通り何も起きなかったのさ」

 オファー元のクラブ名を明かさなかったセスクだが、英国国内の報道ではACミランがこのスペイン人MFの獲得に乗り出していたと伝えられている。しかし、事あるごとにアーセナルへの愛着を語っているセスクにとっては、イタリアから届いた超高額オファーにも他人事のようにコメントしていた。