現在、プレミアリーグで2位につけるリバプールが、FW陣の戦力アップを目指し、1月の移籍マーケットで補強を行なう動きを見せている。ラファエル・ベニテス監督が獲得に興味を示しているのは、ボルドーのFWフェルナンド・カベナギだ。

 今夏の移籍マーケットでFWロビー・キーンを獲得したリバプール。この補強で得点力アップが期待されたが、いまだエースストライカーであるフェルナンド・トーレスとのコンビネーションは噛み合わない状況が続いている。この状況に、新たなストライカーの補強に動き出していると言われるベニテスは、その獲得候補として25歳のカベナギに注目しているようだ。

 今年3月にアルゼンチン代表でもデビューを飾ったカベナギは、ロシアのスパルタク・モスクワから移籍したボルドーでエースの座を確立。昨シーズンは、公式戦35試合で22ゴールを挙げ、チームの2位浮上に貢献している。

 獲得資金として1300万ポンド(約23億円)を準備していると言われるなど、トーレスの新パートナーとしてカベナギを高く評価しているベニテス。是が非でもリーグタイトルを手にしたいリバプールは、シーズン後半戦に向けた起爆剤として、25歳のアルゼンチン代表の獲得を検討しているようだ。