リバプールのDFマルティン・シュクルテルは、5日のマンチェスター・シティ戦で負った膝の負傷について、「キャリアの終わりを覚悟した」とコメント。しかし、当初の予想より症状は軽く、約8週間程度で復帰が出来るだろうと語っている。

 マンC戦の終盤に膝を負傷し、途中退場となったシュクルテル。当初は長期離脱が強いられるとも見られていたが、その後の診断で手術をせずに今年中の復帰が可能であることが発表された。

 この負傷について、引退も覚悟したと語るシュクルテルだが、今では頭を切り替えて、1日も早い復帰を目指していると語っている。

「ケガの瞬間は、自分のキャリアが終わったと思ったよ。とにかく、耐えられないほどの痛みだったんだ。あの瞬間のことはほとんど覚えていないけど、とにかく怖かった。こんな大ケガは今まで経験が無かったよ。かなりショックを受けていたけど、今はもう自分の立場を受け入れている。まだ痛みもあるけど、徐々に回復してきているよ。もし靭帯を切っていたら8ヶ月くらい離脱することになってたけど、幸いそこまでの重傷じゃなかった。練習に復帰するまで、8週間くらいだと思う。本当にラッキーだった」

 昨シーズン途中に加入し、今シーズンはセンターバックのポジションを手中に収めていたシュクルテル。ラファエル・ベニテス監督も、「ジェイミー・キャラガーとのコンビは安定感抜群」と高く評価していただけに、リバプールにとって軽症であったことが不幸中の幸いだったといえそうだ。