フランス・フットボール誌によると、フランス代表のレイモン・ドメネク監督が元代表の守護神ファビアン・バルテズ(37)にコンタクトをとったようだ。

 バルテズは昨年のシーズン終盤、サポーターから暴行を受けたことをきっかけに、4試合を残して最下位のナントを退団、現役続行の意欲はもっていたもののプレー先が決まらず、不本意な引退に追い込まれた。

 ドメネク監督が今回バルテズに行なった提案は、今シーズンのリーグ・アン各クラブのゴールキーパーを観察するスーパーバイザー役。ただし、バルテズから回答はまだないという。

 なおバルテズには、生まれ故郷に近く現在暮らしているトゥールーズに、ゴールキーパーの養成学校を設立するという計画がある。今秋から指導をはじめる予定と報じられたが、いまのところ進展は明らかになっていない。