欧州のクラブで活躍するアフリカ人選手は数多くいるが、シーズンオフに帰郷するこれらの選手たちには、チームドクターからアフリカ大陸に蔓延する伝染病に対して細心の注意を払うよう呼びかけられるという。

 しかしその注意にもかかわらず、練習が再開してチームに合流した選手の中に感染が確認された。レキップ紙によると、エスパニョール・バルセロナでプレーするカメルーン代表の守護神、イドリス・カルロス・カメニはコレラにかかり、練習を欠場している。

 またアーセナルのDFでコートジボワール代表のコロ・トゥレはマラリアに感染していたことが判明し、遠征先のウィーンで病院に収容された。「Sport 24」によると、完全に復調するまでには1ヶ月を要すると見られており、ベンゲル監督にとっては計算外の痛いハプニングとなった。