チェルシーのルイス・フェリペ・スコラーリ新監督は、2013年まで契約を延長したMFマイケル・エッシェンを「世界最高MF」と絶賛。新生チェルシーのキープレーヤーにこのガーナ代表を指名した。

 2005年にリヨンから加入して以来、豊富な運動量と卓越した戦術眼で、チェルシーの中心選手に成長したエッシェン。その活躍が認められ、5年間の契約延長を勝ち取った。

 エッシェンの契約延長は、2008-09シーズンからチェルシーの指揮を執るスコラーリ監督にとっても朗報のようだ。この元ポルトガル代表監督は、「チェルシーに来て間もないが、マイケルが世界最高のMFであることは十分分かった」とエッシェンを絶賛。「2013年まで契約を延長できたことは、チェルシーにとって非常に喜ばしいニュースだ」と目を細めながら語っている。

 一方、当のエッシェンも、「チェルシーと契約延長できて嬉しい。チームメイトは素晴らしく、ファンはいつも僕を支持してくれている。新監督も加わったし、新シーズンへの見通しはとてもポジティブだね」と、意気込みを新たにしていた。

 ポルトガル代表MFデコの加入や、イングランド代表MFフランク・ランパードの移籍問題など、中盤の陣容に変化の兆しが見られるチェルシー。しかし、新監督が絶大なる信頼を寄せるエッシャンが長期契約にサインしたことで、スター軍団の中盤に不動の柱が生まれたといっても良さそうだ。