3日間。これがロナウジーニョの将来について解決策を見つけるためにバルサとロナウジーニョに与えられた期間だ。この期間内に交渉がまとまれば、マンチェスター・シティかミランか、ロナウジーニョの行き先がはっきりすることになる。

 14 日、ロナウジーニョがバルセロナ入りした。しかし、それは同日に行われたクラブのメディカルチェックを受けるためではなく、自身の将来についてバルサ側と話し合いを行うためのもの。ロナウジーニョは代理人のロベルト・デ・アシス氏とともに早速会談。しかし、結論は出ていない。

 ラポルタ会長が認めているように、バルサはマンチェスター・シティからロナウジーニョ獲得に対する3200万ユーロ(約53億9900万円)プラス、インセンティブという魅力的なオファーを受け取っている。そして、ミランもまたバルサにオファーを出している。

 これからの話し合いで、この5シーズンでのロナウジーニョのバルサへの偉大な貢献に相応しい退団、お互いが納得出来る形での合意を目指していくことになる。もちろん、合意に至らなければ、ロナウジーニョはバルサのプレシーズンに合流する。バルサとの間に溝ができてしまったロナウジーニョの意向、それはミランへの移籍だ。ロナウジーニョの去就問題はいよいよ最終局面に入った。

(スペイン通信)