移籍を希望していたアーセナルに所属するトーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールに対して、ベンゲル監督は移籍希望を撤回するよう求めていたが、結局クラブもアデバヨールの意思に沿う形で交渉のテーブルにつくことになったようだ。アデバヨール獲得に積極的なミランのガリアーニ副会長は、アーセナルと交渉を行うことを認めた。同副会長は、アーセナル側の要求額が高額であることについて、金銭にプラスして、昨シーズンはミランでは出番がなく、ボルドーにレンタルしていたフランスの若手MFヨアン・グルキュフを放出する可能性も示唆。一時はアーセナル残留が確実視されていたアデバヨールだが、移籍マーケット最終日まではどうなるか分からない状況となってきた。