バルサはこの夏も大移動をしながらプレシーズンを行っていく。スコットランド、イタリア、アメリカの3カ国で5つの親善試合を行う予定だ。8月12日か13日に行われるチャンピオンズリーグ予選1stレグ前に移動距離にしておよそ1万9000キロの旅がバルサの選手たちを待っている。

 バルサのプレシーズンが始動するのは7月14日。そして、21日から26日までは2年連続スコットランドでの第1ステージを行い、その間に2つの親善試合をこなし、バルセロナに帰還。そして30日にはフィオレンティーナとの親善試合のためフィレンツェへ。その翌日31日から8月6日まではアメリカツアーが行われ、この間にも2試合が予定されている。18日間でトータル1万9022キロを移動するバルサの選手たち。

 ちなみに2006-07プレシーズンは2万5000キロの移動で親善試合9試合、2007-08プレシーズンは2万8059キロの移動で親善試合7試合。2008-09プレシーズンはチャンピオンズリーグ予選からの参戦となったため夏のツアーは短縮されたが、それでもハードスケジュールだ。

 今やマーケット拡大のためにプレシーズン中に海外ツアーを行うことはビッグクラブの常用手段。1カ所で集中して新シーズンへの準備を行うことはできないが、グアルディオラ新監督はチャンピオンズリーグ予選に向け、チームを出来る限り最高のコンディションに持っていかなければならない。

(スペイン通信)