プレミアリーグの中堅として定着したブラックバーン。マンチェスター・シティの監督に転じたマーク・ヒューズの後任には、複数の大物の名前がリストアップされている模様だ。

ヘタフェのミカエル・ラウドルップ、前イングランド代表監督のスティーブ・マクラーレン、元ニューカッスルのサム・アラダイスといった面々である。そしてここにきて、意外な名前が急浮上中だ。元イングランド代表MFで、現役時代はマンチェスター・Uやインテルでプレーした、ポール・インスである。

 イングランド代表として豊富な経験を誇るインスは、現役引退後に指導者への道に転じ、イングランドの複数の下部リーグで監督を歴任。プレミアの監督に必要なUEFAプロライセンスは未取得だが、ブラックバーン側はプレミアに“特例措置”としてのライセンス交付を申請する可能性もあると現地メディアは報じている。過去、ミドルスブラのガレス・サウスゲイト監督が特例措置を与えられたこともあるが、果たして今回はどうなるか。

もしインスがブラックバーンの監督に就任すれば、現役時代にマンチェスター・Uでプレーした二人(ヒューズとインス)が、前任者、後任者という“マンUOBの監督リレー”となる。