インテルのマンチーニ解任を受け、イタリア国内ではすでにモウリーニョの新監督就任が確実視されている。話題は早くもモウリーニョがどのようなチームを作りあげるかに移っている。かつてモウリーニョはポルトからチェルシー監督となった際、リカルド・カルバリョ、パウロ・フェレイラを連れていったが、今回も同様にチェルシーから主力選手を引き抜くのでは、と見られており、その有力候補としてランパードの名が取り沙汰されている。また、バルセロナのデコとエトーにも強い関心を抱いており、クラブに獲得を要請するものと見られている。

 ただでさえ多くのスター選手を抱えるインテルだが、モウリーニョが監督に就任することで、その“お眼鏡”に適った強力な戦力が加入することは確実。この夏の移籍マーケットにおいて主役となりそうなインテルの動向から目が離せない。