ユーロ2008に出場するフランス代表メンバー23人が28日に確定し、選手の背番号が明らかになった。

 23人のうち、2006年のW杯から続けて選ばれたのは12人。2年間でおよそ半分が入れ替わったことになる。W杯メンバーだったブームソン(2)、アビダル(3)、ヴィエラ(4)、ギャラス(5)、マケレレ(6)、マルダ(7)、アンリ(12)、テュラム(15)、サニョル(19)、リベリ(22)、クペ(23)は今回も同じ背番号をつけるが、ゴブーのみ前回の9番でなく、ジダンから10番を引き継ぐ。

 ちなみに前回のW杯でゴブーは、最初選ばれたシセがケガで出場できなくなったため、急遽招集を受けたメンバーで、シセの9番をつけていた。ジダンの“後継者”と目されるベンゼマがリヨンでもつける10番を背負うほうが自然な気もするが、本人が“アイドル”と言ってはばからないロナウドがブラジル代表でつけた9番を希望した可能性もある。

 前回のユーロ2004から続けて出場するのは、ブームソン、ヴィエラ、ギャラス、マケレレ、ゴブー、アンリ、テュラム、サニョル、クペの9人。うちヴィエラ、マケレレ、アンリ、テュラム、サニョル、クペが2002年W杯から4連続出場、このうち1998年W杯、ユーロ2000から6大会連続での出場を果たすのはヴィエラ、アンリ、テュラムの3人しかいない。

 今回新たに出場が決まった選手の背番号は、マンダンダ(1、W杯ではランドロー)、アネルカ(8、ドラソー)、ベンゼマ(9、ゴブー)、ナスリ(11、ビルトール)、エブラ(13、シルべストル)、クレール(14、サア)、フレイ(16、バルテズ)、スキラッチ(17、ジベ)、ゴミス(18、アルー・ディアラ)、トゥララン(20、トレゼゲ)、ラサナ・ディアラ(21、シンボンダ)となる。

 なおアネルカはこれまで、フェネルバフチェ時代につけた39番に愛着をもち、ボルトンから現在のチェルシー、復帰後のフランス代表に至るまでずっとこの背番号だったが、ユーロでは23番以下の番号しか認められていないため、8番となった。