映画系YouTubeチャンネル「サイ-SYK CHANNEL-」が、「【スーパーガール】今作が好きだった方はこの動画は見ないで下さい/ネタバレあり徹底感想」と題した動画を公開した。映画系YouTuberのサイ氏とつるみん氏が、ジェームズ・ガン率いるDCU最新作『スーパーガール』について、見やすさやキャラクターの魅力を評価しつつも、脚本や演出に対するリアルな不満点を率直に語り合っている。

良かった点として、サイ氏は約109分という短い尺にまとめられた「見やすさ」と、王道なストーリー展開を挙げ、過去作を全く知らない層にとっても「良い入門映画」になると評価した。ミリー・オールコック演じるスーパーガールについては、優等生的なスーパーマンとは真逆の、酒を飲み皮肉を言う泥臭いキャラクター性が光っていたと称賛。完璧ではない「人間味」や「弱さ」がしっかり表現されており、ここぞというシーンでの演出には「鳥肌が立つレベルでカッコよかった」と語気を強めた。

一方で、全体を通して「不満点の方が多かった」と明かすサイ氏。特に期待していた相棒の犬・クリプトの活躍については、劇中で毒を盛られて寝ている時間が長く「活躍を見たかった」と落胆した。さらに、3日間というタイムリミットが設けられた緊迫感ある設定にもかかわらず、キャラクターたちに「焦りが全くない」と指摘。時計を見て夕飯の買い出しを心配するようなノリがあり、時間設定を活かしきれていない脚本の粗さに苦言を呈した。

また、ジェイソン・モモア演じる新キャラクター・ロボについても、「本編に別にいらない」とバッサリ。アクションシーンの盛り上げ役としての役割はあるものの、物語における存在意義や強敵としての脅威が薄く、取ってつけたようなおまけ程度の参戦だったことに不満を漏らしている。

本作は、優等生ではない人間味あふれる新たなヒーローの誕生を描いた点や、宇宙規模の広大な世界観を提示した点では大きな魅力がある。一方で、タイムリミットアクションとしての緊迫感や、一部キャラクターの扱いに課題が残る結果となったようだ。DCUの今後の展開に期待しつつ、賛否両論ある本作の真価を、ぜひスクリーンで確かめてみてほしい。

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