「ていうか、私があげたお下がりですよね!?」譲った服をフリマアプリで横流し出品していたママ友
お下がりは使ってもらえると嬉しいものですが……。筆者の知人Aさんはママ友にリクエストされ大量の子供服のお下がりをあげていました。しかし、ある日Aさんはママ友にあげたお下がりがフリマアプリに出品されているのを発見してしまいます。しらばっくれようとするママ友でしたが、Aさんは証拠を突きつけるのでした。
お下がりちょうだい! ママ友のリクエスト
Aさんは5才の娘を育てるママ。娘におしゃれをさせるのが楽しくて、可愛い服をたくさん持っていました。そんなAさんを見て、下の子がいるママ友が「お下がりちょうだい」と言ってきたのです。
サイズアウトしてしまったお気に入りの服たちが、また誰かに着てもらえるなんて嬉しい! とAさんはママ友のリクエストを快諾。大量のお下がりをママ友にあげました。
そういえば、着てくれてる……?
その後もリクエストは続き、Aさんはママ友に服のお下がりをあげ続けていました。ところがAさんはあることに気がつきました。
「そういえば、あげた服着てるところ1回も見たことないな」
Aさんはたくさんあげているのにおかしいなと思い、有名なフリマアプリを開き子供服を検索してみました。すると、そこにはAさんがあげた服と同じものを出品しているアカウントがあったのです。
問い詰めるもしらばっくれるママ友
自分が善意であげたものを売られていたことが許せなかったAさん。翌日、早速ママ友を問い詰めます。
しかし、ママ友は認めず「たまたま同じ服を出品している人がいただけじゃないの?」としらばっくれようとします。
Aさんはそんなママ友に動かぬ証拠を突きつけました。それは出品されていたワンピースの写真。その写真は洋服のダメージについて説明したもので、洋服のシミがアップになっていました。
Aさんは娘がその服を着用している写真も見せます。そこには同じ場所にシミがあったのです。
言い逃れは許しません!
「シミが同じ場所にあって、出品者の居住地まで一緒なのにしらばっくれられると思う?」
ついにママ友はあげたお下がりをフリマアプリで販売していたことを認めました。可愛くてブランド物の服ばかりだったので、高値で売れると思ってやったとのことでした。
Aさんはこれまでにあげたお下がりの回収は諦め、そのママ友とは絶縁。本当にお金に困っていたのかもしれませんが、フリマアプリでお下がりを売って得られるごく僅かなお金に目がくらみ、Aさんの善意を踏みにじったママ友のことは許せそうにないとのことです。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。