BABYMETAL、『ヘヴィ・トリップII』出演 バンドロゴ入りポスター＆特報公開

　2019年に公開された『ヘヴィ・トリップ／俺たち崖っぷち北欧メタル！』の続編で、12月20日よりシネマート新宿ほかで劇場公開される『ヘヴィ・トリップII／俺たち北欧メタル危機一発！』にBABYMETALが出演していることが発表された。あわせて、ポスタービジュアルと特報映像が公開された。

参考：メタルバンドの復活劇を描く 『ヘヴィ・トリップII／俺たち北欧メタル危機一発！』12月公開

　前作『ヘヴィ・トリップ／俺たち崖っぷち北欧メタル！』は、12年間ライブすらしたことのないフィンランドのド田舎メタルコピーバンドが、史上最高の初のオリジナル楽曲を生み出し、ノルウェー最大のメタルフェスに参加すべしと奮闘する珍道中を描いたフィンランド発のメタルコメディ。前作のラストシーンで、ライブの直後に逮捕、拘束されてしまった主人公であるバンド「インペイルド・レクタム」のメンバーたち。続編となる本作は、刑務所から始まる「インペイルド・レクタム」の復活ストーリーだ。

　劇伴はスウェーデンのオカルトロックバンド YEAR OF THE GOAT が担当。「インペイルド・レクタム」の楽曲とともに、新たに登場する超電動波デスボイス重鎮バンド「ブラッドモーター」の楽曲はフィンランドのメタルバンド MORS SUBITA のミカ・ラマサーリが手がけている。

　獄中で超商業主義プロデューサーからドイツで話題のメタルフェス「ヴァッケン・オープン・エア」への出演オファーを受けた「インペイルド・レクタム」（直訳で直腸陥没）のメンバーたち。だが準備不足とその過剰な商業主義、そして当たり前だが、投獄されている事を理由に出演を辞退。しかしギタリストのロットヴォネンの父が病に倒れ、地上げ屋によって彼らのスタジオが消滅の危機に。緊急事態勃発に彼らは脱獄を決意する。負け犬として生まれながら勝つことを決意した「インペイルド・レクタム」はバンド内の軋轢乗り越えて復活できるのか。

　本作に出演していることが判明したBABYMETALは、カメオ出演ではなくSU-METAL、MOAMETAL、MOMOMETALにはしっかりとセリフがあるそう。さらに物語において重要な役割を果たしており、ライブシーンもあるという。

　あわせて公開されたポスタービジュアルには、何かに追われ、必死の表情の「インペイルド・レクタム」の面々が写し出されており、ブラッドモーター、BABYMETALのバンドロゴもレイアウトされている。

映画『ヘヴィ・トリップⅡ／俺たち北欧メタル危機一発！』特報映像　特報映像には、危険な目に遭いながらもすんでのところで逃げ切る「インペイルド・レクタム」のメンバーたちの様子が捉えられている。

　さらに、本作のサウンドトラックCDが12月11日に発売されることも決定。CDには、前作のクライマックスで演奏された、「インペイルド・レクタム」初のオリジナル楽曲「FLOODING SECRATIONS」（邦題：溢れ出す分泌物）のほか、本作の劇中でバンドを食いものにする超商業主義の大物プロデューサーに台無しにされた屈辱のミックスが施された新曲音源が収録される。また、BABYMETALの「GIMME CHOCOLATE!!」映画バージョンも収録される。（文＝リアルサウンド編集部）