ガーディアンズのホセ・ラミレス(C)Getty Images

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ガーディアンズのホセ・ラミレス内野手は25日(日本時間26日)、本拠地でのレッズ戦に「3番三塁」で先発出場。8回の第3打席に今季38号の3ランを放った。
5-2勝利の立役者となった主砲はこれで38本塁打、40盗塁として、ドジャースの大谷翔平投手に続く今季2人目の「40-40」達成に近づいた。

■右翼スタンドへ運んだ171キロ弾

ガーディアンズがア・リーグ中地区で優勝を決め、プレーオフ進出を決めているなか注目を集めるのがチームの主砲ラミレスの快挙達成。残り4試合と迫ったなかで8回に魅せた。
8回2死一、二塁で迎えた第4打席、エミリオ・パガン投手の2球目の速球を捉えたラミレスの打球は32度で右翼スタンドへ一直線。打球速度106.1マイル(約170.8キロ)、飛距離は417フィート(約127.1)の一打となった。
3試合ぶりの一発となったラミレスは、今季「50-50」を成し遂げている大谷に続く7人目の「40-40」達成まであと2本塁打。MLB公式はXで「ラミレスは『40-40』達成に近づいた」と期待を寄せ、地元メディア『clevelanddotcom』のハイデン・グローブ氏は「クリーブランドの野球史上最も特別なシーズン。ホセ・ラミレスはおそらく最も攻撃的なシーズンを送った」とキャリアハイと呼べる成績を残す32歳を称えた。
ガーディアンズが残り試合を3としたなかで快挙に挑むことになるラミレス。MLB屈指の強打のスイッチヒッターが大谷に続いて史上初となる2人目の同一シーズンの「40-40」に到達できるか。