ウクライナ・ドネツク州トレツクで立ち上る煙(2024年8月24日撮影、資料写真)。(c)Genya SAVILOV / AFP

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【AFP=時事】ロシアが26日、ウクライナ各地に空爆を行い、ウクライナ当局は少なくとも3人の死亡を発表した。

 全国的に空襲警報が鳴り響く中、中部ドニプロペトロウシク(Dnipropetrovsk)州の知事は「敵のテロ攻撃によって死者が1人出た」と発表。南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州の知事および西部ルツク(Lutsk)の市長もそれぞれ死者1人を報告している。

 一方、西部リビウ(Lviv)州の知事は26日、ロシア軍が発電施設を攻撃したとソーシャルメディアで発表。リビウ市内および州内の一部で停電が発生していると明らかにした。

 ウクライナのデニス・シュミハリ(Denys Shmygal)首相は、無人機とミサイルが夜間に国内15の地域を攻撃したとし、主にエネルギー施設が狙われたと述べた。

ロシアのテロリストが再度、エネルギー施設を目標に攻撃を仕掛けてきた。複数の地域で被害が出ている」とソーシャルメディアに投稿した。

【翻訳編集】AFPBB News

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