奈緒、“念願の辻村深月作品”で真骨頂 藤ヶ谷太輔とのW主演作『傲慢と善良』場面写真解禁
【写真】キスマイ・藤ヶ谷太輔×奈緒W主演、リアルな価値観を浮き彫りにする恋愛ミステリー映画『傲慢と善良』新場面写真6点解禁
主人公の架と真実は、マッチングアプリで出会い婚約した直後、真実が突然失踪してしまう。彼女を探すうち＜知りたくなかった過去とうそ＞が明らかになる。すべてをさらけ出した2人がたどり着く“一生に一度の選択”を描く恋愛ミステリー。
男女それぞれの視点でリアルな恋愛観と価値観を描いて共感の嵐を巻き起こし、発行部数100万部を突破した 2023年最大のベストセラーを実写化した本作。英会話教室で働く事務員の坂庭真実を演じる奈緒は、「辻村先生の作品に出演したいとずっと思っていたので今回夢が叶って嬉しいです！」と喜びいっぱいに語る。
奈緒は、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』（2018）でヒロインの親友役に抜てきされ、お茶の間に鮮烈な印象を残した。以来、ブレイクの登竜門とされる朝ドラの“ヒロインの親友役”を演じ切った奈緒の人気と勢いは衰えず、ドラマ『あなたの番です』（日本テレビ系／2019）では狂気に満ちたキャラクターを怪演、映画『みをつくし料理帖』（2020）では花魁役、『余命10年』（2022）では余命宣告されたヒロインを支える友人役、『マイ・ブロークン・マリコ』（2022）では家族や恋人から暴力を振るわれて壊れていくという難しい役どころを見事に演じ切り、抜群の存在感を放ち続けている。2024年も本作を含む映画に4本（内主演2本）、ドラマは3本に出演、その全てで主演を務めるなど、今や日本の映画・ドラマ界において欠かせない俳優の1人とも言える存在だ。
そんな奈緒は、本作で西澤架（藤ヶ谷太輔）とマッチングアプリで出会い、将来を思い描くもどこか自分に自信を持てない性格で、架のもとから突然姿を消してしまう真実役を担当。なかなか結婚に踏み出してくれない架に不満を持つも、本音をさらけ出すことのできない真実の内に抱えている心情を巧みに表現している。本作の萩原健太郎監督は「奈緒さんは真実というキャラクターの背景をどこまでも深く広く想像力をもって演じてくださいました。撮影前は想像していなかった真実の姿を見る度に真実が自分の想像を超えて魅力的な女性であると気付かされました」と、ストーリーが進むごとに違う顔を見せる奈緒の表現力に賛辞を贈っている。
今回解禁された場面写真は、一見幸せそうに見える真実の、心の奥底に隠された思いが垣間見える場面を切り取ったもの。原作への愛と理解が深く、演じる役への解像度の高さと卓越した表現力を持つ奈緒の真骨頂といえる。順風満帆に見えた架と真実。なぜ婚約者は姿を消したのか。すべてをさらけ出した2人がたどり着く“一生に一度の選択”とは？ 原作愛にあふれたキャスト陣が並々ならぬ思いで挑んだ、恋愛ミステリーに期待したい。
映画『傲慢と善良』は、9月27日より全国公開。
