生放送中に地震発生で…元櫻坂46・原田葵アナVS「元局アナ」田中みな実・神田愛花の対応力

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 元櫻坂46のフジテレビ女子アナが受難である。それは7月4日の「ぽかぽか」でのことだった。

 のスタジオには同日夜から放送される連続ドラマ「ギークス〜警察署の変人たち〜」の主要キャスト3人が登場。主演の松岡茉優のほか、田中みな実、滝沢カレンがプライベートトークを展開していた。

 その最中、地震が発生。和やかだったスタジオには、一瞬にして緊張が走った。そこで原田アナは「お台場、ただ今、揺れていますが…」と言いながら、いったんステージを降りてiPadを取りに行く。その間、ハライチ澤部佑が「危なかったらスタッフさんが誘導しますんで」と、観客を落ち着かせていた。

 続いて声を発したのは滝沢だ。「外の方は大丈夫ですか」と、スタジオの外で見ているギャラリーを気遣ったのだ。原田アナもそれに呼応するように「外の方もお気を付けください」と注意喚起しつつ「ただ今、お台場揺れていますが…」と繰り返した。田中がすかさず「横揺れですね」と解説。神田愛花が「地震かどうか分かり次第」と告げると、原田アナも「地震情報入り次第、お伝えします」と続けた。

 この様子がネットニュースで取り上げられると、原田アナの頼りなさを指摘する声が出た。それも仕方あるまい。7年間在籍していた櫻坂46(旧・欅坂46)を2022年6月に卒業し、翌年4月にアナウンサーとしてフジテレビに入社。同年6月には「めざましテレビ」に番組史上最速で加入しているのだが…。

 アイドル出身アナウンサーとして、鳴り物入りで入社した原田アナ。局が寄せる期待とは裏腹に、世間の目はやはり厳しいのかもしれない。放送関係者が言う。

「元乃木坂46の市來玲奈アナを日本テレビが採用し、同じく乃木坂出身の斎藤ちはるアナは、テレビ朝日が拾い上げています。こうして各局が元アイドルをアナウンサーとして採用しようと躍起になっているのは、やはり宣伝効果が高いから。その時間、テレビを見ていない潜在的な視聴者を呼び起こすことに加え、そのアイドルグループとの関係性を円滑にするという役割も担っています。一方で、色眼鏡で見られやすいのも事実。今回の原田アナの対応は、まだキャリアが浅いことをかんがみ、それなりに責務を果たした、という意見もある。ただ、やはり原田アナが元局アナの神田や田中よりうまく対応していたかは、判断が難しいところですね」

 洗礼だと思って精進するしかない。

(栗橋通)