ムッシュ自家製アーモンドバター

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ムッシュ自家製アーモンドバター

 熱々のトーストをほおばると、表面はサクッとした歯触り。

 こんがり焼けたアーモンドの甘い香りが口の中に広がる。

「モーニング」で出してから人気

 アーモンドの粉と粒を絡めた商品で、姫路市の喫茶店「カフェ・ド・ムッシュ」の自家製。パンにたっぷり塗ってトースターで温める。表面がきつね色になるまで焼くと、パン生地に味が染み込み、こくが出るという。

 1988年、このトーストをオムレツ、サラダ、ドリンクと一緒に350円の「モーニング」で出してから人気となり、地元の人なら一度は食べるソウルフードに成長した。

 バターは1パック190グラムで、6枚分のトーストが味わえる。兵庫県へのふるさと納税の返礼品にも採用されている。

「『山型食パン』だとよりおいしく」

 「ムッシュ」マスターの治(じ)田(だ)幸雄さん
 「アーモンドバターは誕生時よりも甘みを抑えるなど、時代に合わせて味も変化させています。きめの粗い『山型食パン』に合わせると焼いたときに味が染み込み、よりおいしくいただけます」

お取り寄せ

 1パック700円(税込み、送料別)ほか。注文はホームページで。

 全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。