グループEはEURO史に残る大混戦? 全4チーム同じ勝ち点での最終節突入は史上初
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現地時間21日と22日、グループE第2節の2試合が行われた。第1節でルーマニア代表に0−3と完敗を喫したウクライナ代表は、初陣でベルギー代表を1−0で破っていたスロバキア代表と対戦。試合はスロバキア代表が初戦の勢いそのままに、17分にFWイヴァン・シュランツ(スラヴィア・プラハ/チェコ)の得点で先手を取る。だが、ウクライナ代表は後半に入った54分、左からの折り返しをMFミコラ・シャパレンコ(ディナモ・キーウ)がダイレクトで沈めて試合を振り出しに戻すと、終盤に差し掛かった80分には、背後からのボールを見事にコントロールしたFWロマン・ヤレムチュク(バレンシア/スペイン)が冷静にゴールネットを揺らし、逆転に成功。試合はこのままタイムアップを迎え、ウクライナ代表が2−1で勝利した。
この結果、グループEは全チームが1勝1敗という成績となり、最終説を前にして4カ国が勝ち点「3」で並ぶことに。データサイト『Opta』によると、1つのグループ内の全チームが、最終節を前に勝ち点で並ぶのは、史上初の出来事だという。
運命の最終節は、現地時間26日、日本時間では27日の1時00分(26日の25時00分)に開催。ベルギー代表とウクライナ代表、ルーマニア代表とスロバキア代表が、決勝トーナメント進出を懸けて相まみえる。