UECLを制したオリンピアコス photo/Getty Images

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今季UEFAカンファレンスリーグ決勝でフィオレンティーナを撃破し、念願となる欧州カップ戦のタイトルを手にしたギリシャのオリンピアコス。

一見すればサプライズの結果かもしれないが、英『The Sun』はオリンピアコスがコツコツと積み重ねてきた強化策がヒットした証拠と称える。決して偶然の優勝ではないのだ。

オリンピアコスはギリシャを代表する名門で、これまで47度リーグを制している。21世紀に入ってからでも実に17度のリーグ制覇を果たしており、欧州カップ戦にも毎シーズンのようにチャレンジしてきた。

その結果も印象的で、21世紀はチャンピオンズリーグ・ベスト16入りが3度、ヨーロッパリーグでもベスト16に4度入るなど、着実にステップを踏んできた。

補強面でもMFハメス・ロドリゲス、DFマルセロといった実績ある選手をフリーで獲得したり、大物を引き抜いてきた。今季のカンファレンスリーグで得点王のタイトルを手にしたFWアユーブ・エル・カービもフリーで獲得した選手だ。全ての補強がヒットしたわけではないが、同メディアはこうした補強策もカンファレンスリーグ制覇の成果に繋がったと称える。

オーナーのバンゲリス・マリナキス氏はEL制覇を次の目標に据えており、これからの強化策も楽しみなチームだ。