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ダニエル・クレイグ主演のミステリー『ナイブズ・アウト』シリーズ第3弾『ウェイク・アップ・デッド・マン:ア・ナイブズ・アウト・ミステリー(原題:Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery)』には、『アベンジャーズ』シリーズのジェレミー・レナーが新たに参戦。とはいえレナーといえば、前作『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』(2022)に“出演”済み。劇中のあの件がどう扱われることになるのか、ファンからは注目が集まっている。

『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』劇中では、厳密に言うとレナーの名前と顔がカメオ登場した。大富豪マイルズ・ブロン(エドワード・ノートン)によれば、彼の屋敷にはホットソースの販売事業を展開している(という設定の)レナーから毎年大量のホットソースが送られてくるといい、劇中のパーティーでもレナーのホットソースが置かれていた。

瓶のラベルにはレナーの顔が印刷され、満面の笑み。レナーの登場はわずかなものであったが、結果的にこのホットソースは物語で重要な役割を果たすことになった。『ナイブズ・アウト』の世界ではジェレミー・レナーが存在するという設定のようだが、次回作でレナーが出演することについて、ライアン・ジョンソン監督はどう考えているのだろう。

ジョンソン監督は、米で「ジェレミーは前から一緒に仕事をしたいと思っていた素晴らしい俳優です」と語りながら、ホットソースの件についても言及。「彼がホットソースのことを面白いと思ってくれてとても安心しました」と話している。

その上で、「彼はこの作品で適切な役を演じているので、ソースの件は画面外に置いておくことにしましょう」とコメント。「ケータリングのテーブルにこっそりと数本置くかもしれないですけどね」とジョークを繰り出すジョンソン監督は、『グラス・オニオン』での件をスルーすることにしたようだ。次回作で登場するレナーのキャラクターは、ホットソースを展開するレナーのドッペルゲンガー程度に捉えれば良いということだろう。

ちなみにレナーにとっては、本作が2023年正月に遭った事故後初の映画出演となる。現地時間6月10日には撮影もしており、レナーもすでにクランクインしている模様。劇中では、どんな役回りを見せるのか注目だ。

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