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SNSで大人気のPoche(ポッシュ)さんは、人間関係、親子問題、アダルトチルドレン(AC)専門のカウンセラーです。本連載では、そんなPocheさんの最新刊『がんばるのをやめたらうまくいった』に収録したメッセージをご紹介します。幸せになるためや結果を出すため、認めてもらうため、怒られないため、もしくはラクになるためにがんばってきた人に、「がんばらなくても大丈夫」と教えてくれるPocheさん。がんばってきたことをやめてみると、物事がうまくいくこともたくさんあります。つい、がんばりすぎてしまう人が、心を休めて自分のままでラクに生きるヒントを紹介します。

実家に帰省するべき?

帰りたいと思える場所なら
帰省したらいい。

でも、帰りたくない場所なら
無理に帰省しなくていい。

帰省することが
いいとか悪いとかではなく
帰りたくなる家かどうか
だけの話なのだから。

実家にいると疲れてしまう……
心当たりがありますか?

 実家が心休まる安全な場所だと思える人がいます。

 家に帰れば肩の力を抜いて、ありのままの自分で過ごせて、自分の本音を自由に話せる人たちです。そういう人たちは、家族は自分の味方だと信頼しています。

 一方で、実家にいると疲れてしまう人がいます。

 家族の機嫌を損ねないように、怒らせないように、余計なことを言わないようにと、神経をつかわなければならないからです。

 子どものころから家族の顔色をうかがいながら過ごしていると、帰省しても気が休まりません。「この家に自分は要らないのでは」と不安になったり、「否定されるのでは」と憂鬱(ゆううつ)になったり、「自分の居場所がない」と感じたりします。

実家が苦痛だからといって
自分を責めなくてもいい

 このように、実家といっても人によってそのあり方は全然違います。だから、実家に帰りたくないと思う人がいるのは当然のことです。

「実家に帰省しない自分は親不孝なのではないか」と悩む人もいますが、そんなことはありません。単に帰りたくなる実家なのかどうかだけの差です。

 帰省しない人が悪いのではなく、帰省したいような場所ではないだけです。あなたはなにも悪くありません。

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