全仏オープンテニス、女子シングルス3回戦。勝利を喜ぶイガ・シフィオンテク(2024年5月31日撮影)。(c)ALAIN JOCARD / AFP

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【AFP=時事】全仏オープンテニス(French Open 2024)は31日、女子シングルス3回戦が行われ、大会3連覇を狙う第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-4、6-2でマリー・ボウスコバ(Marie Bouzkova、チェコ)を一蹴し、ベスト16入りを決めて自身23歳の誕生日を祝った。

 四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る大坂なおみ(Naomi Osaka)との2回戦は激闘となり、マッチポイントを握られる場面もあったシフィオンテクだが、この日は全く危なげなく絶好調に近い状態で、ウイナーを34本記録したのに対し、アンフォーストエラーは19本に抑えた。

 試合後のインタビューでは、休養を1日挟んで体調は良好だったと明かしつつ、「(大坂との)試合を引きずっていた感じはないけれど、それは大会が終わった時に分かるだろう」とコメントした。4回戦では、ロシア出身のアナスタシア・ポタポワ(Anastasia Potapova)を迎え撃つ。

 全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)女王で第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)4強で第30シードのダイアナ・ヤストレムスカ(Dayana Yastremska、ウクライナ)を6-2、6-4で下し、4年連続の4回戦進出を果たした。

 ベスト8入りを懸けた次戦の相手は、ノーシードのエリザベッタ・コチャレット(Elisabetta Cocciaretto、イタリア)に決定。コチャレットは、第17シードのリュドミラ・サムソノワ(Liudmila Samsonova)に7-6(7-4)、6-2のストレート勝ちを収めて勝ち上がった。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)女王の第5シード、マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)は、クロエ・パケ(Chloe Pacquet、フランス)に6-1、6-3で快勝。第8シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)は、第31シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)を6-4、7-6(7-5)で退けた。

【翻訳編集】AFPBB News

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