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映画史に残る神話的名作『猿の惑星』の“完全新作”として描かれる『猿の惑星/キングダム』より、日本語吹き替えを担当する豪華声優陣が一挙に発表された。先がけて、物語のヴィランである冷酷な独裁者プロキシマス・シーザー役の日本版声優を竹内力が務めることが。

本作の舞台は、高い知能と言語を得た猿の暴君が絶対的な支配を目論み、巨大な帝国“キングダム”を築こうとしている世界。人類は自ら生み出したウィルスの猛威により退化し、知能や言語だけでなく、文化、技術、社会性までも失い、まるで野生動物のような存在となっていた。

“キングダム”のリーダー、プロキシマスによって村と家族を奪われた主人公の若き猿ノアの声優を務めるのは、「鬼滅の刃」の嘴平伊之助役をはじめ「呪術廻戦」究極メカ丸役、「東京リベンジャーズ」三ツ谷隆役など大人気作品で引っ張りだこな松岡禎丞。「(ノアは)気弱な部分もあるのですが皆を思いやれる猿、ちゃんとした意思を持った青年です。心が痛くなるほどに」と述べ、「猿と人間とは何なのか?というモノを感じさせていただける作品になっていて、様々な情景描写やほんの些細なことですら心にしみます」と物語の魅力を力説した。

ノアが仲間と家族を救うための道中で出会う、人間の女性ノヴァの声を務めるのは、「呪術廻戦」の禪院真希役や「スター☆トゥインクルプリキュア」キュアセレーネ役などの小松未可子。演じるノヴァは、人間と猿の逆転した関係性を覆すほどの秘密を抱える人物だ。「人類が退化し、野生のもとで生活する中でノヴァは賢いとされる女の子。その為、猿に狙われてしまいます。常に冷静沈着で、何かに訴えかける瞳の印象がとても強いです。彼女に隠された秘密とは一体何なのか…!この物語のキーポイントになるのでぜひ楽しんでいただきたいです」と、ノヴァの存在が物語を左右することを示唆した。

かつて人間に優れた技術があったこと、人間と猿が共存する時代があったことをノアに教えるオランウータン・ラカの声優を務めるのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役などで知られるベテラン声優の楠見尚己。「壮大な世界観、重厚なストーリーはサルことながら、なんといっても、猿達のリアルな動き、微妙で、複雑な表情の緻密さに驚かされました」と世界観への驚きを語る。「ラカは賢人であり知識人……否……賢猿であり知識猿です。オランウータンの大きな体、大きな顔、大きく開く口、その表情に声を当てていくのは楽しくもあり、難しくもあったところです」

物語の脇を固める声優にも、新たな伝説を担うにふさわしい面々が勢ぞろい。ノアの友達である猿・アナヤには「ブルーロック」主演のほか、一年で最も活躍した声優に贈られる声優アワードで主演声優賞を受賞した浦和希。同じくノアの友達スーナには「ウマ娘 プリティーダービー」「ゴールデンカムイ」の白石晴香、ノアの父・コロには『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のペニーワイズほか数多くの作品で吹替を担当する多田野曜平、ノアの母・ダーには『ハリー・ポッター』シリーズなどの世界的大ヒット作品でも吹替を務める佐藤しのぶが決定した。

巨大な帝国を築く独裁者プロキシマス・シーザーによって村と家族を奪われた若き猿ノアは、人間の女性ノヴァと共にプロキシマスの支配に立ち向かうことを決意する。種を超えたその団結は、狂気の支配を止め、再び共存可能な世界を作ることができるのか。それとも、圧倒的支配に飲み込まれてしまうのか。この世界で生き残るのは一体誰か……。

『猿の惑星/キングダム』日本版声優陣のコメント全文 ©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

松岡禎丞(ノア役)

この度、猿の惑星の最新作でお世話になります松岡禎丞です!オーディションの時から、「これどうやって演じたらいいんだろう?」と常に不安だったのですが、現場に行って常に支えてもらいながら精一杯僕なりに演じさせていただきました。役どころといたしましてはネタバレ回避のためにふわっとさせますが、ナイアガラの滝の上から落ちて、ナイアガラの滝を滝登りする作品となっております。きっとこれで伝わるのではないかなと…、すこーし補足しますと、気弱な部分もあるのですが皆を思いやれる猿、ちゃんとした意思を持った青年です。心が痛くなるほどに。本当に猿と人間とは何なのか?というモノを感じさせていただける作品になっていて、様々な情景描写やほんの些細なことですら心にしみます…。楽しく見ていただけたらなと思います。精一杯頑張りました、よろしくお願いいたします。

小松未可子(ノヴァ役)

新たな猿の惑星の物語。人類が退化し、野生のもとで生活する中でノヴァは賢いとされる女の子。その為、猿に狙われてしまいます。常に冷静沈着で、何かに訴えかける瞳の印象がとても強いです。彼女に隠された秘密とは一体何なのか…!この物語のキーポイントになるのでぜひ楽しんでいただきたいです。進化した猿と退化した人間。そして世界の支配を企むもの。果たして共存の未来はあるのでしょうか…?垣根を越えた三者三様の視点でぜひご覧ください!

楠見尚己(ラカ役)

家族を奪われた猿「ノア」と、秘密を握る人間「ノヴァ」と一緒に旅をするオランウータンの「ラカ」を演じさせていただきました。楠見尚己です。壮大な世界観、重厚なストーリーはサルことながら、なんといっても、猿達のリアルな動き、微妙で、複雑な表情の緻密さに驚かされました。AIはここまで進歩しているのですね。私の演じた「ラカ」は賢人であり知識人…否…賢猿であり知識猿です。オランウータンの大きな体、大きな顔、大きく開く口、その表情に声を当てていくのは楽しくもあり、難しくもあったところです。さて、猿が支配する世界で、猿と人類との共存はできるのか?たっぷりとお楽しみ下さい。

“猿&人間”VS “猿”という新たな衝突の先に待ち受ける“衝撃のラスト”とは果たして。映画『猿の惑星/キングダム』は5月10日(金)公開。

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