IMF、スリランカと債券保有者の協議を支援する用意=報道官

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Uditha Jayasinghe

[コロンボ 18日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の報道官は18日、スリランカと海外の債券保有者の協議を支援する用意があると述べ、双方が暫定合意に達した後でIMFが正式な審査を行う方針を示した。

IMF融資プログラムの2次審査が完了する前に、プログラムの条件と合致し債権者間の平等性を確保する合意が早期になされることを望んでいると述べた。

スリランカ政府は16日、約120億ドルの債務再編で債権者と合意できなかったと発表した。6月に29億ドルのIMF融資プログラムの第3弾を受け取る計画が遅れるとの懸念が高まった。

IMFの報道官は声明で「双方が速やかに協議を続けるよう奨励する」と述べた。