ロシア・モスクワ郊外のコンサートホール「クロックス・シティー」で、ドアに向かって移動する武装グループ。AFPTVの映像より(2024年3月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / UGC

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【AFP=時事】ロシア・テレビ局第1チャンネルは23日、首都モスクワ郊外のコンサートホール銃撃事件で、実行犯とされる容疑者4人を拘束し、尋問する様子を捉えた映像を放映した。

 4人はウクライナ、ベラルーシとの国境に近いブリャンスク(Bryansk)州の村で、特殊部隊により拘束されたとされる。

 映像は夜と日中に撮影されており、容疑者4人のほか、破損したルノー(Renault)の白い乗用車が映っている。4人はなまりがあるロシア語を話していた。

 銃撃は22日夜、モスクワ郊外のコンサートホール「クロッカス・シティー(Crocus City)」で発生。少なくとも133人が死亡した。政府は実行犯とされる4人を含めた11人を拘束したとしている。

 内務省は23日、実行犯とみられる容疑者4人は外国人だと発表した。また、ある国会議員は、タジキスタン出身者が複数含まれていると述べている。

 映像では、地面に座らされたひげを生やした若者が「クロッカスで何をした」と聞かれ、「人々を金のために撃った」と、なまりのあるロシア語で答えている。報酬として50万ルーブル(約82万円)を提示されたという。

 動画では、容疑者4人が尋問中にウクライナやイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」について言及する場面は確認できない。

【翻訳編集】AFPBB News

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