現地時間2月4日(日)に開催されたグラミー賞授賞式でニューアルバムをリリースすることを発表したテイラー・スウィフト。彼女がこれまで失恋を歌にして乗り越えてきたことは有名だが、今回のアルバムでは元恋人のジョー・アルウィンとの関係を歌った可能性が濃厚になっている。

理由はタイトル。テイラーは最優秀ポップアルバム賞を受賞したとき、スピーチの中で「2年間秘密にしていたのだけれど4月19日にニューアルバムを発表します」と大ニュースを投下。「タイトルは『The Tortured Poets Department(悩める詩人の部)』です」と告知した。

この一風変わったタイトルの由来を巡り、現在ファンの間では様々な憶測が飛び交っているが、そんな中でジョーの過去の発言が発掘された。2022年に彼は雑誌『バラエティ』の企画で友人でアイルランド出身の俳優ポール・メスカルと対談。そこで「The Tortured Man Club(悩める男たちのクラブ)」という名の男性だけのチャットグループを作り、やり取りしていることを明かしていた。設立したのは同じくアイルランド出身の俳優アンドリュー・スコット。ちなみにポールとアンドリューは間もなく日本でも公開される新作映画『異人たち』で共演している。ポール曰く「アンドリューは毎日書き込んでいる。1人でチャットしているんだ」。ジョーも「アンドリューは自分で自分におはようのメッセージを送っている」と冗談めかして語っていた。

テイラーとジョーは2016年頃から交際、マスコミには関係をひけらかさず静かに愛を育んでいたが2023年春に破局した。約7年という長い年月を共に過ごしただけに、より濃厚なディスりになりそう。今頃ジョー、もしかしたらポールとアンドリューも青くなっている可能性も大。一体どんな歌詞が聞けるのか、4月のリリースを待ちたい。