大胆な生存戦略をとる「トガリネズミ」を紹介! 冬の寒さを乗り切る“意外過ぎる方法”とは⁉

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 今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『ゆっくり動物雑学「トガリネズミの脳の重さは…」【解説動画投稿祭】』というtyabotyaboさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

ゆっくりさんの動物雑学第127回。 思い出したように金曜日に動物雑学を投稿する動画シリーズです。 本動画はいわし@超ビビリさん主催の「解説動画投稿祭〜ニコニコアカデミー〜」にエントリーしています。

ゆっくり動物雑学「トガリネズミの脳の重さは…」【解説動画投稿祭】

 投稿者のtyabotyaboさんが、ちょっと変わった生存戦略をとる「トガリネズミ」について解説します。トガリネズミは名称に反してネズミ類とは縁遠く、むしろモグラなどに近縁の動物です。

 トガリネズミの特徴は……脳の重さが冬に減って、春になると戻ること。

 多くの野生動物にとって気温が下がり、エサの減る冬は厳しい季節。そんな冬を野生動物は冬眠する、暖かいところに移動するといった様々な手段でしのぎます。

 しかし数時間食事をしないと飢え死にするほど基礎代謝が高く、暖かいところに逃げられるほど移動能力の高くないトガリネズミはこうした手段をとることができません。

 そこで選んだのが「冬の間は脳のサイズを小さくする」という驚きの進化です。

 日常では意識しませんが、多くのエネルギーを消費する臓器である「脳」。その脳を縮小させることで基礎代謝を抑え、冬の厳しさを乗り越えるというわけですね。

 脳が小さい冬のトガリネズミは、他の季節に比べて迷路に置かれたエサにたどり着くまでに遠回りするなど、認知能力が低下しているとのこと。

 省エネで冬を乗り切り、繁殖相手を探す春になると脳の大きさを回復させるという大胆な生存戦略をとるトガリネズミ。その脳の縮小と回復の仕組みから、脳疾患の治療薬の研究もされているとか。

 不思議なトガリネズミの解説の詳細に興味を持たれた方は動画をご覧ください。

視聴者のコメント

・かわいい
・かしこい・・・かしこい?
・意外過ぎん?
・脳みそってカロリー使うらしいしな
・ん?回復しきってないんですがそれは
・全部ちゃんと戻してクレメンス
・アルジャーノン……
・ロマンがあるね