国際サッカー連盟(FIFA)は26日、スペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長に90日間の暫定的な資格停止処分を科すことを発表した。

 ルビアレス会長はスペイン女子代表が初優勝を果たしたFIFA女子ワールドカップ(女子W杯)決勝後の表彰式で、FWジェニファー・エルモソの口にキスをして批判が殺到。FIFAの規律委員会は24日に懲戒手続きを開始していた。

 今回のリリースでFIFAはルビアレス会長に対し、自身または第三者を通じてエルモソやその近しい環境に接触することも禁じている。また、RFEFの役員やスタッフに対しても同様の措置が取られた。

 FIFAは「全ての人物の誠実さを尊重するという絶対的なコミットメントを改めて表明し、それに反するいかなる行動も最大限の力で非難する」と述べている。