主人公のシノブさんは専門学校卒業後、ある会社に勤めました。
今思えばなぜ面接の時点で、「ヤバい会社」だって気づけなかったんだろう……。
フォロワーさんの体験談をもとに、いろいろな方のお話をミックスして描く、職場×闇なストーリーです。

パワハラ女上司に洗脳されかけた話 17話

帰宅してひっそりと一人で誕生日をお祝いし、こんなことを願います。
「何ごともなく、このままお仕事できますように」
ところが。
翌日、他チームの多田さんが、データのチェック依頼のためシノブさんを訪ねてきます。
ハラさんに許可を得たうえで、「PCを忘れた」と言って別の場所に連れ出して……?

別室に入ると、「今みんな休憩中行ってるるから」と多田さん。
依頼通りチェックして意見を伝えると、多田さんはPCの画面をのぞくためシノブさんのすぐ横にぴたり。
「近くない?」
心の中では気づくもすぐには避けられず、「何かやだ、早く終わらせよう……」と焦ります。
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(イルカ)