主人公のシノブさんは専門学校卒業後、ある会社に勤めました。
今思えばなぜ面接の時点で、「ヤバい会社」だって気づけなかったんだろう……。
フォロワーさんの体験談をもとに、いろいろな方のお話をミックスして描く、職場×闇なストーリーです。

パワハラ女上司に洗脳されかけた話 15話

飲み会でハラさんが言い渡した通り、他の人はシノブさんに声をかけてくれなくなりました。
そしてある日のこと。
シノブさんは自分の誕生日に「仕事を絶対に定時で終わらせる」という気迫でやり遂げます。
退社しようとしたところ、ハラさんがギロッとにらんできました。
「上司より先に帰るなんて、ありえないよ?」

シノブさんがハラさんと野口さんに「何か手伝えることはありますか」と尋ねると、「ない」とのこと。
急ぎの業務があるわけでなく、完全に単なる「付き合い残業」です。
そしてこの日も、結果的に退社時刻は0時を回ってしまいました。
1人で家でお祝いするつもりだった誕生日も過ぎ……。
しかも残業代が出ません。
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(イルカ)