主人公のシノブさんは専門学校卒業後、ある会社に勤めました。
今思えばなぜ面接の時点で、「ヤバい会社」だって気づけなかったんだろう……。
フォロワーさんの体験談をもとに、いろいろな方のお話をミックスして描く、職場×闇なストーリーです。

パワハラ女上司に洗脳されかけた話 14話

さらにハラさんは続けて「メイクや服も教えている」と吹聴。
すると他部署のメンバーは「しん……」。
周囲も必死にフォローしていることをシノブさんは見抜きます。
「私が一人前に育てるから、みんな余計なこと教えないでよ~!?」
このハラさんの一言で、翌日から会社でのシノブさんへの反応に変化が起こりました……。

飲み会でハラさんが言い渡した通り、他の人はシノブさんに声をかけてくれなくなりました。
そしてある日のこと。
シノブさんは自分の誕生日に「仕事を絶対に定時で終わらせる」という気迫でやり遂げます。
退社しようとしたところ、ハラさんがギロッとにらんできました。
「上司より先に帰るなんて、ありえないよ?」
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(イルカ)